新型コロナウイルス 5月25日〜5日29日までの経過
5月29日
■埼玉県で、5月29日、新たに2人の感染者
さいたま市 男子高校生
今月県外の祖母を訪ね、その後、祖母の感染が確認された後で味覚の異常を感じ、検査の結果陽性判定
他に、県が1人の感染を発表、詳細は調査中
埼玉県の感染者は1001人となり、1000人を超えた
■神奈川県で、5月29日、新たに10人が感染
平塚市 20代女性と10歳未満の女の子 28日感染が発表された50代の男女と同居する家族
厚木市 10代から40代の男女4人 いずれも28日感染が発表された70代の男性の親族
横浜市 「湘南泉病院」の入院患者の70代の男性と、すでに感染が確認されている看護師の夫と子ども。夫は、「横浜市立みなと赤十字病院」の放射線技師(濃厚接触者はなし)
また、医療機関に入院していた横浜市の80代の女性と、愛川町の70代の女性が死亡
このうち横浜市の女性は、集団感染が起きた市内のグループホームに入居していて、先月中旬に感染が確認されたあと一度は陰性となったものの再び症状が出て陽性となり、28日死亡した
神奈川県の1357人、死者は84人に
■北九州市は29日、新たに26人の新型コロナウイルス感染者を発表
北九州市の感染者確認は7日連続で、7日間で69人
福岡県内の感染者は延べ729人となった
■宅配便大手のヤマト運輸は29日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の全面解除を受け、全国の営業所で実施している短縮営業を取りやめ、6月1日から通常営業へ戻すと発表
荷物の非対面での受け渡しと、サインや押印を必要としない措置は、当面の間続ける
■武蔵野中央病院で、新たに患者7人の感染を確認
小金井市の武蔵野中央病院では、5月21日から28日までに精神科閉鎖病棟の職員4人と、入院患者5人の合わせて9人が新型コロナウイルスに感染していることがわかり、東京都は「緊急事態宣言」の解除後、都内で初めて発生したクラスターとみている
この病棟では、ほかにも発熱などの症状を訴える患者が相次いだことから、PCR検査を行い29日、新たに患者7人の感染が確認された
■北海道は、バーやスポーツクラブなど継続していた事業者への休業要請を6月1日、全面解除する
営業再開にあたっては事業者に対して、感染リスクを抑える新しい生活様式の北海道版「新北海道スタイル」に取り組むとともに、業種ごとに作成されているガイドラインに沿って感染防止策を徹底するよう求めている
6月以降は、外出自粛要請も段階的に緩和
6月18日までは「ステップ1」として、
▼ほかの都府県との不要不急の往来
▼札幌市との不要不急の往来
▼これまでに全国でクラスターが発生した接待を伴う飲食店やライブハウスなどの利用を慎重に行うこと
6月19日からの「ステップ2」は、新北海道スタイルを実践しながら感染拡大の防止に努める
イベントの開催
6月18日までの「ステップ1」が
▼屋内でのイベントは100人以下で、収容人員の半分以下
▼屋外イベントは200人以下
6月19日から7月9日までの「ステップ2」
▼屋内・屋外ともに1000人以下
7月10日から31日までの「ステップ3」
▼屋内・屋外ともに5000人以下
8月1日以降の「ステップ4」はすべてのイベントが開催できるよう、段階的に緩和する
■北海道、5月29日の感染者発表は、3人
札幌市2人
空知管内1人
道内の感染者は、1081人に
■神奈川県、5月29日、新たに男女6人の感染者
また、新型コロナウイルスに感染し入院していた70代女性1人の死亡を公表した
■東京都、5月29日発表の感染者数は、22人
20人を超えるのは5月14日以来15日ぶり
都内の感染者は5217人に
■テレビ朝日は29日、新型コロナに感染し療養中の富川悠太アナウンサー(43)が、メインキャスターを務めるニュース番組「報道ステーション」に6月4日の放送回から復帰すると発表した
4月9日まで番組に出演していたが、感染が判明して入院。退院後も出演を見合わせ、自宅療養を続けていた当面は木、金曜日のキャスターを担当する。富川アナはコメントを発表し、視聴者への陳謝や医療従事者への感謝を記した上で「視聴者の皆さまから電話やメールでいただいたお叱りの言葉を、これからの仕事に必ず生かしてまいります」としている
感染が確認された番組の制作陣も全員回復しているという(共同)
■日本国内のホテルや旅館などの宿泊者、4月は前年同月比76.8%減
観光庁が統計を取り始めた平成19年度以降で最大の減少幅
外国人宿泊者は延べ26万人で、昨年同期比で97.4%減
■各国の観光客の入国規制緩和が12月上旬頃の場合、世界の海外旅行客は前年比80%減、関連産業の最大1億2000万人が失業のおそれ
UNWTO(国連世界観光機関)が報告書で発表した
観光客の入国規制の緩和がことし7月上旬に行われる場合、海外旅行をする人は去年に比べておよそ60%減り、12月上旬の場合は、減少するのはおよそ80%としている
■米ボストンマラソン、初の開催中止
ボストンマラソンは、アメリカ東部のマサチューセッツ州ボストンで4月に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により9月14日に延期されていた
しかし、州内では感染によって亡くなった人が6600人を超えるなど深刻な影響が出ていて、世界から多くの人が集まるレースは中止が決まった
主催者はことしの大会を1回に数えて124回目としたうえで、代わりに関連イベントを開くとしている
■解雇や雇い止め、5月に入り急増
厚生労働省が全国のハローワークを通じて調査した。見込み分も含め、1万5823人に達する
産業別では、海外からの観光客に加え、国内の外出自粛の影響を受けている宿泊業や観光業が多く、営業時間の短縮を求められている飲食業でも相次いでいる
■ブラジルでは、衛生環境の悪い貧困地区の住民を中心に感染が急速に拡大、同政府発表で、28日の感染者数は2万6417人増、43万8238人となり、1日あたりの新規の感染者数がこれまでで最多となった
また、死者は1156人増の2万6754人に
ブラジルの最大都市サンパウロの公立病院では、定員の90%以上の病床が埋まるなど、無料で利用できる、主に貧困層向けの公立病院の病床の不足が深刻な問題となっている
一方で、有料で治療を行う私立の病院は病床に余裕があるため、政府は、一部の病床を貧困層向けに開放するよう求めているが実現していない
■ブルーインパルス東京上空へ、医療従事者への感謝表す
日時:5月29日12時40分から
飛行ルート:
都立駒込病院(文京区)
都立墨東病院(墨田区)
荏原病院(大田区)
自衛隊中央病院(渋谷区)
東京都庁(新宿区)
上記順に2周飛行を予定
■原爆投下から75年となることしの長崎原爆の日の平和祈念式典について、長崎市は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、平和公園での参列者を例年の10分の1程度にあたる500人規模に絞って開催する方向で、調整
長崎市の平和祈念式典は、長崎に原爆が投下された8月9日に市内の平和公園を会場として毎年開かれ、去年、平和公園には被爆者やその遺族などおよそ5200人が参列した
式典には例年、総理大臣や衆参両院の議長、各国の大使などを招いていますが、長崎市は今後、来賓側の意向も確認しながら、参列者の人選を進める
■都内で熱中症による救急搬送が増加、マスクの着用に注意
東京消防庁によると、都内で5月1日から27日までに、熱中症の疑いで病院に搬送された人は、121人に上った
年代別では、70代が最も多く39人、80代が26人、60代が12人、90代以上が8人で、60代以上が全体の70%を占めた
環境省や厚生労働省は、人との距離や気温などに応じてマスクを外すなど、熱中症対策にも心がけてほしいとしている
■サッカーのイングランド・プレミアリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月から中断しているリーグ戦を6月17日に再開する方針を決定した
試合は無観客で行われ、残りの92試合はすべて、テレビで中継される
■フランス政府は新型コロナウイルスの感染拡大が抑えられているとして、6月2日から国内の移動制限を撤廃するほか、制限付きで飲食店の営業も認めるなど、大幅な緩和に踏み切る方針を明らかにした
首都パリなど一部の地域は感染のリスクがまだ高いとして、当面、飲食店の営業は屋外の席に限るとしている
■フィリピン政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため首都マニラや周辺の州などで行っている移動制限を来月1日から緩和すると発表した
フィリピンでは3月17日から北部ルソン島を中心とする各地で、外出などを原則認めない移動制限が始まり、現在は首都マニラのほか6つの州と2つの市で制限が続いている
全面的に運行を停止している公共交通機関のうち、鉄道やバスなどは乗車率を50%以下に制限したうえで運行を再開、外出制限の緩和は年代で対応が異なり、20歳以下と60歳以上は引き続き制限を継続、それ以外の年代では自由な外出を認める
■新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、雇用情勢が悪化しているアメリカで、仕事を失った人が新たに申請した1週間の失業保険の件数が212万件余りとなり、非常事態宣言が出された3月中旬からの合計は4000万件を超えた
アメリカ労働省の28日の発表では、23日までの1週間に新たに申請された失業保険の件数は212万3000件で、その前の週と比べ、32万件余り減ったものの、リーマンショックの時と比べると、なお3倍以上の深刻な水準
FRBの報告書では、政府の経済対策による失業保険の異例の拡充が、次の仕事を探す意欲をそいでしまっているという側面も指摘、5月の失業率は過去最悪を更新して20%にまで悪化するという厳しい予想を出している
■広島市は、被爆75年となることし8月6日の平和記念式典について、新型コロナウイルスの感染防止に万全を期す必要があるとして、会場の参列者席を例年の1割にも満たない800程度にまで、大幅に減らす方向で最終調整
松井市長は、ことしの式典について「慰霊の要素は絶対欠かせない」と述べ、被爆者や遺族は県外からも含めてできるかぎり招きたいとしていて、具体的な参列者の人選を急ぐ方針
広島市は式典の進行についても見直しを進めていて、これらも含めて来月上旬までには開催方法の詳細を正式に決め、公表する考え
■5月28日発表の感染者は、全国10自治体で63人
国内感染者は、1万6759人となった
上位10自治体
東京都5195人
大阪府1782人
神奈川県1347人
北海道1078人
埼玉県999人
千葉県900人
福岡県703人
兵庫県699人
愛知県510人
京都府358人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、882人
5月28日
■東京都、5月28日、15人が新たに感染、3人が死亡
都内で新たに10代から80代の男女15人が新型コロナウイルスに感染していることを確認
1日の感染の確認が10人台になるのは3日連続
15人のうち7人はこれまでに感染が確認されている濃厚接触者、8人は感染経路不明
濃厚接触者のうち1人は、集団感染が発生した疑いのある小金井市の武蔵野中央病院の職員
また、都は感染が確認された70代から80代の男女3人が死亡したことを明らかにした
都内の感染者は5195人、死者は299人となった
※28日に感染が確認された15人のうち、半数以上の9人が20代と30代
この9人のうち半数以上が感染経路不明で、飲食や接客業に携わる人が複数いると都がコメント
■北九州市で、新たに21人の感染者
新たに感染が確認されたのは小学生と中学生を含む10代から80代までの男女
このうち、9人は門司区にある門司メディカルセンターの医療スタッフで、今月25日に感染が確認された60代の女性の濃厚接触者
また、小倉北区の北九州総合病院の入院患者と医療スタッフの合わせて2人の感染も確認され、この病院で28日までに感染が確認された人の合計は5人
21人のうち、4人の感染経路が不明
北九州市での感染確認は6日連続で合わせて43人となり、この半数近くの21人の感染経路が不明
福岡県の感染者は延べ703人となった
■成田空港検疫で、新た2人の感染者を確認
厚生労働省発表
5月27日、フィリピンから到着した40代の男性とインドネシアから到着した30代の男性の合わせて2人が、成田空港の検疫所で新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認された
空港検疫での感染者確認は、172人に
■大阪府の休業要請、6月1日に全面解除へ
大阪府は、いわゆるクラスターが発生した接待を伴う飲食店やライブハウス、スポーツクラブなどの施設に継続していた休業要請を、感染予防のガイドラインの順守などを条件に、6月1日に解除することを決めた
イベントの開催については、6月18日までは、参加者を屋内は100人以下、屋外は200人以下とすること
6月19日から7月9日までは、屋内・屋外ともに1000人以下とし、全国的な人の移動が伴うイベントは無観客とすること
7月10日から7月31日までは、屋内・屋外ともに5000人以下とすることを条件に、開催を認める
いずれの場合も、屋内は収容定員の半分以下とすること、屋外は人と人との距離を十分に確保することもあわせて求めている
さらに、府民に対し、6月1日から18日まで、東京など首都圏の1都3県と、北海道との間での不要不急の移動を控えるよう求めることを決めた
また、「3密」の状態を避ける行動をとることや、QRコードを活用して、感染の発生情報を迅速に伝える府独自のシステム、「大阪コロナ追跡システム」への登録なども求めている
大阪府の休業要請解除と感染予防ガイドライン
【休業要請を解除する施設】。
大阪府が、6月1日に休業要請を解除する施設は、いわゆるクラスターが発生した施設で、キャバレーやナイトクラブなどの接待を伴う飲食店、スナック、バー、パブ、カラオケボックス、ライブハウス、それに、スポーツクラブです。
28日の決定で、4月から大阪府内の施設や店舗に出されていた休業要請は、すべて解除されることになりました。
【感染予防のガイドライン】。
大阪府は対策本部会議で、接待を伴う飲食店とバー、それにライブハウスを対象とした感染予防のための独自のガイドラインを決定しました。
このうち、▼接待を伴う飲食店向けには、◇テーブルの間を透明なパーティションで区切るか、距離を最低1メートル空けること、◇横並びで座れるよう席の配置を工夫し、横並びが難しい場合は真正面を避けるか、テーブルの上にアクリル板などを設置すること、◇接客の際に身体的な接触を避けること、◇客どうしのお酌やグラスなどの回し飲みは避けるよう注意喚起すること、◇大声の会話が行われないよう、BGMや効果音などを最小限に調整することなどを求めています。
▼また、バー向けには、◇カウンターでは客どうしの席を1つ空けることや、◇カウンターの中で注文を受けるときは、客の正面に立たないよう注意すること、◇カラオケをする際には、周囲の人に対し最低1メートルの距離をとり、マスクか、フェイスシールドなどをつけるよう、客に理解を求めることなどが盛り込まれています。
▼ライブハウス向けには、◇施設内は原則、着席とし、できない場合は、客どうしの距離を最低1メートル確保すること、◇ステージと客席の間も2メートル以上離すか、アクリル板や透明のカーテンなどで遮蔽すること、◇プレゼントや差し入れなどは控えるよう客に呼びかけること、◇客をステージにあげたりハイタッチするなど来場者と接触するような演出は行わないこと、◇出待ちや面会などは控えるよう呼びかけることなどを求めています。
大阪府は、国や業界団体などがつくる感染防止策が示されるまでの間、このガイドラインに基づいて対策を徹底するよう、各施設や店舗に求めることにしています(NHKまとめ)
■愛媛県で、新たに1人の感染者
東温市の50代女性
女性は、集団感染が起きた松山市内の病院の看護職員
愛媛県の感染者は、82人となった
■兵庫県西宮市は、新型コロナウイルスに感染して入院していた市内の90代の男性が、26日に死亡したと発表した
兵庫県の死者は41人となった
■千葉市は、新型コロナウイルスの感染が確認されていた市内に住む女性が26日の夕方、入院していた市内の病院で亡くなったと発表した
千葉市は、遺族の意向だとして女性の年齢や詳しい経緯などを明らかにしていない
千葉県の死者は45人となった
■北九州市、5日連続の陽性者確認で、27日までに22人の感染者
22人のうち17人の感染経路が不明
同市は、感染が確認された22人のうち12人が高齢者で、今後、高齢者施設などで感染者の集団、「クラスター」が発生する懸念があるとして、行動歴などの調査を徹底する方針
北九州市では、
23日3人
24日3人
25日6人
26日2人
27日8人の感染者が確認され、地域別の内訳は、
小倉南区5人
門司区5人
八幡西区4人
小倉北区3人
若松区2人
戸畑区1人
他に、北九州市内の医療機関に転院したり、通院したりしていた行橋市在住の2人の感染が、北九州市が行ったPCR検査で確認されている
■北海道で、5月28日、新たに7人の感染者
新たに感染が確認されたのは札幌市4人、空知管内3人
また、年齢性別非公表の1人の死亡が発表された
北海道の感染者は延べ1078人、死者は86人となった
■神奈川県茅ヶ崎市は28日、新型コロナウイルスに感染して入院していた60代の男性が、死亡したと発表した
先月7日に感染が確認され入院して治療を続けていた60代の会社員の男性が、27日死亡
男性の死因は新型コロナウイルスによる肺炎で、今月19日に重症となり、人工呼吸器などをつけて治療していた
神奈川県の死者は80人となった
■韓国政府は、28日午前の記者会見で、27日一日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が79人に上ったと発表した
韓国国内では、1日当たりの新規の感染者数がこのところ20人前後で推移していたが、26日、40人と増加に転じたのに続いて、27日はさらに倍増した形で、先月上旬以来の水準となっている
これは、ソウル近郊のプチョン(富川)にある物流センターで今月25日に発生した集団感染が拡大していることがあり、これまでに69人の感染が確認されている
■東京都、5月28日発表の新たな感染者数は、15人
■東京都で、緊急事態宣言解除後初のクラスター発生の可能性
都の発表によると、小金井市の武蔵野中央病院で5月21日、精神科の閉鎖病棟に勤務する職員3人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、25日にも同じ病棟の職員1人の感染が判明した
この病棟では入院患者あわせて16人が発熱などを訴え、PCR検査を受けている
同院は当面の間、この病棟の入退院を休止し、医師や職員らのPCR検査を進める方針で、都は厚生労働省のクラスター対策班に派遣を要請している
■東京都教育委員会は28日、都立高校の夏休みを8月8~23日の16日間に短縮することを決めた
新型コロナウイルスの影響で休校が長引き、授業時間の確保が難しくなったため、夏休みをお盆前後の期間に絞り込む。冬休みも短くする。生徒や保護者に授業時間が減ることへの懸念が強く、6月の学校再開を前に短縮を決めた
都立高校は新型コロナの感染拡大を防ぐため3月から休校、新年度の4~5月にも授業を行えていない。都教委はカリキュラムを今年度内に終えられるよう授業時間を捻出する必要があると判断。現行は7月21日~8月31日の夏休みを半分以下に短くする。特別支援学校の夏休みは8月1~23日にする
現行12月26日~1月7日の冬休みについても高校は12月26日~1月3日、特別支援学校は12月26日~1月5日とする。また12月までに実施予定だった文化祭や体育祭などの学校行事については延期や中止をする
小中学校を抱える区市町村については都教委の取り組みを周知したうえで、各地域の感染状況などを確認して判断するよう求める
緊急事態宣言の解除を受け、都立高校は6月1日から段階的に再開される予定だ。当面は週1~3日の登校日を設け、在校時間も2時間半ほどにする。登校しない日は自宅でのオンライン学習などで対応する。感染状況を確認しながら6月15日からは登校日を週3~4日に増やして在校時間を6時間程度に延ばす計画
部活動は更衣室や部室の定期的な換気など感染予防策を講じることを条件に、6月15日から認める(日経)
■米死者数、10万人を超える
ジョンズ・ホプキンス大学の集計で、日本時間の28日午前7時時点で、アメリカ国内の新型コロナウイルス感染死者数が10万47人となり、10万人を超えた
世界全体の死者数は35万3246人で、およそ3割が米国に集中している
米国内の死者は黒人が際立って多く、専門家は、宅配業務やスーパーの店員など、在宅勤務ができない、いわゆる“エッセンシャル・ワーカー”が多いことが原因の1つだと分析している
アメリカの民間の調査団体によると、今月26日の時点で、全米の40州と首都ワシントンでは、人口10万人当たりの死者は、白人が22人、アジア系が24人、ヒスパニック系が24人であるのに対し、黒人が54人と、ほかの人種と比べて黒人の死亡率が2倍以上になっている
また、NY市によれば、人口10万人当たりの死者数は、アジア系が100人、白人が106人なのに対し、黒人は214人、ヒスパニック系は225人と黒人やヒスパニック系の死亡率が白人の2倍に上っている
また、医療保険に加入していない人の割合も高いと言われ、治療を受けづらいことや、糖尿病や心疾患などの病気の人も比較的多く、重症化しやすいという指摘もある
ニューヨーク市で新型コロナウイルスの抗体検査を行ったところ、抗体が検出されたのは、市全体では19.9%だったのに対し、平均所得の低い人が多く住む地域では27%にのぼり、とりわけ住民の9割以上が黒人とヒスパニック系である市北部、ブロンクスのモリサニアでは、43%の人から、市の南部、ブルックリンのブラウンズビルでは41%の人から抗体が検出され、過去に感染していたことがわかったという
■5月27日発表の感染者は、全国で35人
国内感染者は、1万6696人となった
上位10自治体
東京都5180人
大阪府1782人
神奈川県1339人
北海道1071人
埼玉県997人
千葉県899人
兵庫県699人
福岡県682人
愛知県510人
京都府358人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、869人
5月27日
■千葉県は松戸市の70代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表した
千葉県内での新たな感染者の発表は6日ぶり
新たに感染が確認されたのは松戸市に住む70代の無職の女性で、感染が確認され入院していた夫の濃厚接触者
千葉県の感染者は、899人に
■北九州市で、新たに8人が新型コロナウイルスに感染していることが確認
同市での感染者確認は5日連続で、5日間で22人となった
福岡県内の感染者は延べ682人に
■東京都、5月27日発表の感染者数は、新たに11人
■大阪府で新たに1人の感染者、3人の再陽性を確認
大阪府は、27日、40代の女性1人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表した
また、ウイルスに感染後、陰性が確認された30代と40代、それに80代の男女3人が、再び陽性と判定されたことを明らかにした
このうち80代の男性は、3回目の陽性判定となる
■神奈川県で1人が死亡、新たに5人の感染者
3月末に感染が確認され入院して治療を続けていた大和市に住む70代の女性が26日に死亡した
横浜市は、集団感染が起きている「湘南泉病院」に入院していた80代の女性2人が新たに感染したことが確認されたことを発表した。この病院に関係する感染者はこれで15人目
このほか、横浜市では市内の別の病院に勤務する50代の看護師の女性の感染も確認された
また、横須賀市はいずれも市内に住む40代の会社員の男性と60代の女性が新たに感染したと発表した
このうち男性は、今月15日に感染が確認された市内の男性の同僚で、ふだんから同じ車で通勤しており、この男性から感染したとみられている
神奈川県の感染者は1339人、死者は79人となった
■富山県と富山市は新型コロナウイルスの感染が確認されていた1人が26日死亡したと発表した
富山県の感染者は227人、死者は22人に
■大阪府は26日、新型コロナウイルスの感染が確認されていた患者2人が死亡したと発表した
府内の死者は80人に
■北海道で5月27日、1人が死亡、新たに5人の感染者
札幌市1人 10歳未満の男児
空知管内2人
居住地非公表の2人
また、100歳代の女性1人の死亡が発表された
道内の感染者は延べ1071人、死者は85人となった
■5月26日発表の感染者は、全国で30人
国内感染者は、1万6662人となった
上位10自治体
東京都5170人
大阪府1781人
神奈川県1334人
北海道1066人
埼玉県997人
千葉県898人
兵庫県699人
福岡県674人
愛知県510人
京都府358人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、860人
5月26日
■東京都、5月26日の新たな感染者は10人、死者は4人
都内で新たに20代から60代の男女10人が新型コロナウイルスに感染
このうち6人の感染経路が不明
また、60代から90代の男女4人の死亡が発表された
都内の感染者は5170人、死者は292人となった
■羽田空港検疫で、新たに4人の感染者
厚生労働省発表
25日、ブラジルから羽田空港に到着した10歳未満の女の子と20代から30代の男女の合わせて4人が、空港の検疫所で新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認された
空港検疫での感染者は、167人に
■神奈川県で2人が死亡、3人が新たに感染
入院患者と看護師の集団感染が起きている横浜市泉区の湘南泉病院に入院していた80代の男性が今月23日に死亡。また、川崎市中原区にあるグループホームの入所者で、発熱などの症状を訴えて今月13日に感染が確認され治療を続けていた80代女性が死亡
横浜市泉区の湘南泉病院で30代の看護師の女性の感染が新たに確認され、これで病院に関係する感染者は13人に
横浜市の80代の無職の女性と綾瀬市の20代の自営業の男性が感染したことも新たに確認された
神奈川県の感染者は1334人、死者は78人に
■北海道で、5月26日、新たに9人の感染者
札幌市6人
空知管内3人
また、道は1人の死亡を発表した
道内の感染者は延べ1066人、死者は84人となった
■そごう・西武は、6月1日の全面再開を目指す
■大丸札幌店、5月27日から、全館で営業を再開
当面は、全館が午前11時〜午後6時、地1階 食品フロアのみ 午前11時~午後7時、レストラン 午前11時~午後8時と時間を短縮して営業する
■高島屋は、食品フロア以外では生活必需品を扱う売り場のみの再開にとどまっている店舗を、27日から宝飾品の売り場なども含め、国内すべての店舗で全面的に営業を再開することを決めた
■三越伊勢丹ホールディングスは、緊急事態宣言が解除されたことなどを受けて、食品フロアのみで営業を続けていた札幌市の2店舗の営業を今月28日から、全館で休業していた東京・埼玉の6店舗は今月30日から全館で再開することを決めた
これにより、国内のすべての店舗でおよそ1か月半ぶりに全面的に営業が再開する
■すかいらーくHD、午後11時半以降の営業を「廃止」へ
すかいらーくホールディングスは、運営している「ガスト」や「バーミヤン」などの店舗の営業時間を見直し、7月1日から午後11時半以降の営業を原則、廃止することを決めた
対象の店舗は全体の8割にあたるおよそ2600店
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出の自粛や在宅勤務が広がったことで、深夜に外食をする客が減り、緊急事態宣言が全国で解除されたあとも、こうした消費者の動向が定着するとみて、判断した
同社は、人手不足などを背景に24時間営業を取りやめたが、今回、さらに営業時間の短縮に踏み切り、外食業界で消費者の新しい行動にあわせた動きが広がるか、注目される
■東京都、5月26日の感染者発表数は、10人
■航空科学博物館が、感染拡大防止の対策をとった上で、26日から営業を再開した
博物館では、感染拡大を防ぐ対策として展望室などのいすは1つおきに使用するよう求めているほか、密接が避けられない体験型の展示は中止している
航空科学博物館は、先月からの休業で収入がなくなり、インターネット上で資金を募ったところ、26日午前11時までに1800万円近くが集まっている
■新型コロナウイルスの影響で休園が続いていた大阪の天王寺動物園は、26日、およそ1か月半ぶりに営業を再開した
ウサギやヒツジなどとふれあうことができる広場やコウモリ、は虫類を飼育する屋内施設は、「密」になるおそれがあるなどとして引き続き、閉鎖されている
■経済活動の再開に伴って需要の増加が見込まれるアルコール消毒液などの転売が、26日から法律で禁止された
違反した場合は1年以下の懲役か100万円以下の罰金、もしくはその両方が科される
転売が禁止されたのは、消毒用エタノール、エタノールを含む消毒液・ハンドソープ、エタノール濃度が60%以上の除菌シート、除菌タオル、食品添加物、酒など
個人や業者が仕入れ価格より高値で転売する行為を禁じた
■ヤフーは5月26日、Yahoo!検索で、「市区町村名+給付金」と検索すると、各自治体の「特別定額給付金」の発送・申請開始日や給付開始日、申請期限を表示するアップデートを実施したと発表した
■現金10万円の一律給付金、13の自治体でオンライン申請を中止
また、高市総務大臣は、25日までに全国すべての市区町村で申請の受け付けが開始され、およそ8割の自治体で給付が始まったことを明らかにした
■「はとバス」6月13日から、運行再開へ
「はとバス」は、緊急事態宣言が出てから、都内の観光地をめぐるすべてのバスツアーを休止していた
ことし2月から先月までの観光バスの売り上げは、前の年の同じ時期と比べておよそ23億円、率にしておよそ80%の落ち込み
当面は屋根のないオープン型のバスを使用し、座席数をこれまでの半分に減らすなど、感染防止対策を徹底することにしている
■北海道は25日、道庁職員1人の感染を公表した
新たに感染が確認されたのは札幌市の北海道庁に勤務する30代男性職員
道内の感染者は延べ1057人に
■東京都、上野公園や井の頭公園で、26日から遊具や駐車場の利用を再開
公園内にある野球場やテニスコートなどは予約の受け付けを6月1日から開始
イベントなどに使われる野外ステージは、感染拡大防止の観点から当面使用を中止
上野動物園や葛西臨海水族園、浜離宮庭園などの大きな庭園は、「3つの密」を避けるため、導線の見直しなど感染予防対策の準備が整うまでは休園を継続
■全国のパチンコ店、休業要請の影響で85店が倒産や閉店(NHK調べ)
全国のパチンコ店は約1万店で、このうち少なくとも85店が事実上の倒産や閉店となった
都道府県別では東京が11店で最多、次いで北海道9店、愛知県6店など
全国のほとんどのパチンコ店が加盟する組合の上部団体「全日本遊技事業協同組合連合会」によると、パチンコ業界で働く人は二十数万人という
■5月25日発表の感染者は、全国で21人
国内感染者は、1万6632人となった
上位10自治体
東京都5160人
大阪府1781人
神奈川県1331人
北海道1057人
埼玉県996人
千葉県898人
兵庫県699人
福岡県672人
愛知県510人
京都府358人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、851人
5月25日
■東京都、5月25日の新たな感染者は8人
1日の感染者が10人を下回るのは25日までの1週間で5回目
8人はいずれもこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、5人は家庭内、2人は友人知人からで、感染経路不明者はなし
また、50代から90代の男女8人の死亡が発表された
都内の感染者は5160人、死者は288人となった
■小児科の専門医でつくる日本小児科医会は25日、2歳未満の子どものマスク着用をやめるよう求めるメッセージをウェブサイトに掲載した
乳児は、呼吸器の空気の通り道が狭く、マスクを着用することで呼吸しにくくなって、心臓への負担にもつながり、マスクそのものや、吐くものによって窒息のリスクが高まるとしている
さらに、熱がこもり、熱中症のリスクが高まるほか、顔色や表情の変化など、体調の異変に気付くのが遅れると説明
子どもの感染について、ほとんどが同居する家族からで、学校や保育園などでの集団感染はほとんどなく、重症例も極めて少ないため、日本小児科医会は「2歳未満の子どものマスク着用は不要で、むしろ危険」として、使用をやめるよう呼びかけている
2歳未満の子どものマスク着用については、米CDCも、窒息するおそれがあるため着用すべきでないとしている
■北海道で2人が死亡、新たに2人の感染者
北海道は、新型コロナウイルスに感染した70代の男性と、年齢・性別が非公表の1人の合わせて2人が死亡したと発表した
また、札幌市で2人が新たに感染したことが発表された
■北九州市で、新たに6人の感染者
門司区の50~80代の男女4人
小倉北区の80代男性
小倉南区の10代男子高校生
小倉南区の男子高校生は今月11日に下痢などの症状が出て、「症状が出たあとは登校していない」と話している
門司区に住む50代の女性は小倉北区にある小倉北特別支援学校の教諭で、23日、感染が確認されたこの学校の男性講師の濃厚接触者として検査を受けて陽性が判明
北九州市では25日まで3日連続で感染が確認され、感染が確認されたのは3日間で合わせて12人に
■大手旅行代理店、臨時休業の店舗を順次再開
HISは緊急事態宣言が出たあと4月8日から、全国260余りのすべての営業所を原則、臨時休業としていたが、6月1日から渋谷や横浜、それに神戸や大阪の梅田などにある比較的規模の大きな24の店舗で営業を再開させる方針
近畿日本ツーリストも全国に140あるすべての店舗を臨時休業としているが、6月1日から順次、営業を再開させる方針
JTBは、全国に450余りあるすべての店舗で原則、臨時休業中だが、今後、再開に向けて準備を進める
■埼玉県は新型コロナウイルスの感染が確認されていた80代男性が23日、入院先の医療機関で死亡したと発表した
新たな感染者は確認されなかった
■甲府市は新型コロナウイルスへの感染が確認されていた市内に住む高齢の女性が24日夜、死亡したと発表した
山梨県内で死亡が確認されたのは初めて
■神奈川県で1人が死亡、新たに1人の感染者
死亡したのは小田原市に住む80代の男性で、今月12日に感染が確認され、23日、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡した
男性は集団感染が起きている小田原市立病院に入院、感染が確認されたあと別の病院に移って治療を続けていた。同病院に関係する感染者の死亡は6人目
また、小田原市に住む別の80代の男性の感染が新たに確認されたと発表した
男性の家族には集団感染が起きている開成町の高台病院に勤める介護職員がいて、この職員もすでに感染が確認されている
■日本マクドナルド、首都圏の1都3県と北海道の緊急事態宣言が解除されたことを受け、26日以降、準備が整った店舗から、店内での飲食を順次再開すると発表
対象店舗は薬1000店
再開に当たって会社は、各店舗の利用できるテーブルやいすの数を減らすほか、客が並ぶ際に距離を取るようにするなど対策を徹底する
また客と従業員との接触の機会を減らすために、スマートフォンからの事前予約やドライブスルーなどの利用を促す
1都3県と北海道で24時間営業を行っている店舗では、来月8日までをめどに、午後11時から翌朝の5時まで、引き続き店内での飲食は中止する
■緊急事態宣言、全国で解除
安倍晋三首相は25日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、北海道と首都圏の東京、埼玉、千葉、神奈川の計5都道県で解除を表明した
4月7日に7都府県を対象に初発令してから49日間で、既に解除した42府県を含めて全都道府県への宣言が終了。各地域は外出自粛や休業要請の緩和、学校再開を段階的に進める
政府は宣言解除後も密閉、密集、密接の「3密」回避やマスク着用など「新しい生活様式」の定着を図る。社会経済活動の本格再開を支援するため、自治体向け臨時交付金の拡充などを盛り込んだ2020年度第2次補正予算案を編成し、今国会中の成立を期す
解除は、
(1)直近1週間の新規感染者数が人口10万人当たり0.5人以下
(2)医療提供体制
(3)検査体制―
の3点を踏まえ、総合的に判断した
北海道と神奈川は感染状況が目安の0.5を上回ったが、医療体制の整備などを考慮した
解除後は、約3週間ごとに地域の感染状況を評価する。感染の第2波への備えとして、医療や検査体制を強化する方針。5月末まで都道府県をまたぐ不要不急の移動は自粛要請を継続する
政府は4月16日に宣言を全都道府県へ拡大し、5月4日に31日まで延長。14日に39県で、21日に近畿3府県で解除し、5都道県が残っていた。補正予算案を編成し、今国会中の成立を期す
■北海道で2人が死亡、新たに2人が感染
死亡したのは道の発表で70代男性と年齢性別非公表の1人
また、札幌市で60代男性と70代女性の2人の感染が新たに確認された
道発表の感染者は、なし
道内の感染者は延べ1056人、死者は83人となった
■東京都、5月25日発表の感染者数は、8人
■5月24日発表の感染者は、全国で42人
国内感染者は、1万6611人となった
上位10自治体
東京都5152人
大阪府1781人
神奈川県1330人
北海道1054人
埼玉県996人
千葉県898人
兵庫県699人
福岡県666人
愛知県510人
京都府358人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、839人