新型コロナウイルス 5月5日〜5日9日までの経過
5月9日
■埼玉県で、9人の感染者
埼玉県によると、感染が確認されたのは、10代から50代までの男女
このうち、複数の医療従事者の感染が確認されている新座市の「堀ノ内病院」で、50代の看護助手の女性と、40代の男性患者の感染が新たに確認された
また、複数の患者やスタッフの感染が確認されている飯能市の「飯能靖和病院」でも、医療従事者と患者合わせて5人の感染を新たに確認
埼玉県の感染者は、959人に
■神奈川県で1人が死亡、新たに8人が感染
集団感染が起きている「川崎協同病院」の入院患者で、7日に感染が確認された幸区の90代女性が、8日に死亡
川崎協同病院に関係する感染者は、これまでに看護師や入院患者など19人、死亡したのは今回で4例目
また、横浜市によりますと、伊勢佐木警察署に勤める30代の警察官男性や、60代の開業医の男性などを含む、市内の20代から80代の男女8人の感染が、新たに確認された
このうち20代の看護師女性は、集団感染が起きている「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に勤務、この病院に関係する感染者は医師や看護師、患者など合わせて55人に
また80代女性は、集団感染が起きている市内のグループホームの入所者で、先月に感染が分かり、その後、陰性と確認されていたが、今月5日に再び陽性と確認された
神奈川県の感染者は1156人、死者は51人
■千葉県で1人が死亡、1人が感染
死亡したのは新型コロナウイルスへの感染が確認され、県内の医療機関で治療を受けていた高齢の患者
先月中旬に発症、その後悪化し、人工呼吸器、ECMOによる治療を受けていた
遺族からの同意が得られていないとして性別や年齢など非公表
また、新たに感染が確認されたのは松戸市に住む70代の男性で、男性の自宅を週に1回程度訪ねていた、都内に住む親族の感染が今月2日に判明していて、県はこの親族から感染した可能性もあるとみて調べている
千葉県では船橋市でも2人の感染者を発表している
千葉県の感染者は873人に
■石川県で新たに2人の感染者
新たに感染が確認されたのは、かほく市の二ツ屋病院の入院患者の70代と80代の女性2人
二ツ屋病院では、石川県内で最も多いクラスターが発生していて、今回の2人を含めると、入院患者や職員など合わせて66人が新型コロナウイルスに感染
石川県の感染者は277人、死者は16人に
■さいたま市と越谷市で、新たに8人の感染者
さいたま市によると、感染が確認されたのは20代から70代までの男女あわせて7人
このうち5人は、病院内での集団感染が確認されているさいたま市北区の「彩の国東大宮メディカルセンター」の看護師とヘルパー、それに患者
また、越谷市で市内にある北辰病院に勤務している60代の看護師の女性の感染が確認された
この病院で感染者が確認されるのは初めてで、女性は今月1日に症状が出たあとは勤務していない
埼玉県の感染者は951人に
■東京都、5月8日の感染者数は39人、死者は11人
新たに感染が確認されたのは10代から90代までの男女
39人のうち16人の感染経路が不明
残る23人は、これまでに感染した人の濃厚接触者で、このうち8人は家庭内で感染した可能性が高い
また、11人の死亡が発表され、このうち10人は、70代から100歳以上までの高齢者で、3人は院内感染の疑いが強いとされる台東区の「永寿総合病院」の入院患者。1人は遺族の同意が得られず詳細は非公表
都内の感染者は4810人、死者は171人に
■大阪府は新たに16人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表
大阪府の感染者は1732人に
■東京都島しょ部で、初の感染者
感染が確認されたのは、御蔵島村議会の広瀬鹿雄議長
広瀬議長は7日、呼吸困難や発熱などの症状が出たため医療機関を受診し、その日のうちにヘリコプターで都内の別の医療機関に搬送され、検査を受けた結果、9日、感染が確認された
村では村長と副村長に濃厚接触の疑いがあり、2人は8日から役場に出勤せず、自宅で職務に当たっている
東京都は村の要請を受け、9日から行政事務を補助するための職員を派遣した
東京都の離島には、御蔵島村を含めて2つの町と7つの村のあわせて9つの自治体があり、これらの自治体で感染症に対応した病床があるのは八丈町の2床だけとなっている
■東京都は、休業要請に応じない15のパチンコ店について、特措法に基づき、店名を公表した
都が公表した店舗一覧(PDF)
■東京都、5月9日の感染者発表数は、36人(フジテレビ報道 16時55分)
■北海道で、新たに11人の感染者
札幌市2人
小樽市1人
石狩管内5人
オホーツク管内3人
小樽市の90代男性は死亡後に感染が確認された
また、道は2人の死者を明らかにした
道内の感染者は延べ945人、死者は51人となった
■兵庫県で2人が死亡、新たに8人の感染者
明石市は新型コロナウイルスに感染して入院していた市内に住む70代の男性が8日死亡したと発表
また、兵庫県は新型コロナウイルスに感染して入院していた70代の男性が今月4日に死亡したと発表した
神戸市は20代から90代の男性3人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表し、兵庫県は20代から60代の男女5人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した
兵庫県の感染者は688人、死者は34人
■ゴルゴ13が休載へ
50年を超える連載期間で、初めての休載となる
9日発売号で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で制作を続けることが困難になり、5月25日発売の次号から当面、新作の掲載を見合わせることを明らかにした
「10名を超えるスタッフによる分業体制で、“3密”すべてに当てはまる作画過程を継続することには限界がある」としたうえで、「スタッフの安全を考慮した決断になります」と休載の理由を掲載した
ゴルゴ13は、さいとう・たかを氏の人気劇画作品で、小学館の漫画雑誌「ビッグコミック」で昭和43年から連載している
さいとう氏は「コロナに負けず、すでに第600話の準備に取りかかっております。皆様もくれぐれもお身体にお気をつけてください」とコメント
■宮城県で1人が死亡、東北地方で新型コロナウイルス感染者の死亡が確認されたのは、初めて
■熊本市で、70代男性医師が死亡
死亡したのは、熊本県人吉市の球磨病院に勤務していた熊本市東区の70代男性医師
男性は基礎疾患があったということですが、熊本市は詳しい病状などについては遺族の同意が得られていないとして公表していない
熊本県の感染者は48人、死者は3人となった
■日本国内で、新型コロナウイルス感染の川崎病類似症状の確認はなし
欧米各国では、新型コロナウイルスの感染が拡大したあと、川崎病に似た症状の子どもが相次いで報告され、中には感染が確認されたケースもあり、各国の専門家が関連について調査を行っています。
これを受けて、日本川崎病学会は大学病院などで川崎病の診療を担当している医師らに対しアンケート調査を行い、32の医療機関の34人から回答を得ました。
その結果、国内で感染が多く報告されるようになった、ことし2月から4月の間に例年より川崎病の患者が増えたとする回答はなく、19人は減ったと答えました。
また、アンケートの対象の医療機関で、新型コロナウイルスに感染したか感染の疑いがある子どもは27人いましたが、川崎病が疑われるケースはなかったとしています。
さらに、川崎病の患者に感染が確認されたケースもなかったということです。
学会の高橋啓会長は、「現段階で国内では、川崎病と新型コロナウイルスとの関連を示すケースは確認されていないが、今後も学会として注視していきたい」と話しています(NHK)
■米失業率、過去最悪
米労働省が、8日発表した先月の失業率は14.7%で、前月の4.4%から一気に3倍以上に悪化した
これは、統計を取り始めた1948年以降最悪の水準
また、農業分野以外の就業者の数も前の月と比べて2050万人の減少で、統計を取り始めた1939年以降で最大の減少
アメリカのメディアは、4人に1人が失業したとされる1930年代の世界恐慌以来の事態だと報じている
■台湾プロ野球、最大1000人の客入れを認める
4月12日に無観客で開幕、その後は海外などへの渡航歴のある人を除き、新たな感染者が確認されていないことから、台湾当局は各球場に最大1000人の観客が入ることを認めた
初日となった8日夜は2試合が行われ、このうち北部・新北の球場では、訪れたファンが入り口で1人ずつ体温を測るなど健康状態の確認を受けた
チケットは、観客に感染者が出た場合に追跡できるよう、すべて指定席で販売され、座席は前後左右とも周りと間隔が空けられた
台湾当局などは今後、感染者が出ないか見極めながら、入場できる観客数を増やしていきたいとしている
■国の借金、過去最大の1114兆5400億円に
財務省によると、国債と借入金、政府短期証券を合わせた政府の債務、いわゆる「国の借金」は3月末の時点で1114兆5400億円となり、1年前よりも11兆1856億円増えて、4年連続で過去最大を更新した
内訳は、国債が987兆5886億円、短期的な資金繰りのために発行する政府短期証券が74兆4188億円、借入金が52兆5325億円
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて編成された今年度の補正予算では、25兆円余りの歳出の財源をすべて国債の発行に頼っている
■5月8日発表の感染者は、全国で88人
国内感染者は、1万5663人となった
上位10自治体
東京都4810人
大阪府1716人
神奈川県1148人
埼玉県943人
北海道934人
千葉県870人
兵庫県680人
福岡県651人
愛知県498人
京都府348人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、606人
5月8日
■東京都、5月8日の感染者は39人、死者は11人
39人のうち16人の感染経路が不明
残る23人は、これまでに感染した人の濃厚接触者で、このうち8人は家庭内で感染した可能性が高いとしている
また、都は新型コロナウイルスの感染が確認されていた男女11人が死亡したことを明らかにし、このうち10人は、70代から100歳以上までの高齢者で、3人は院内感染の疑いが強いとされる台東区の「永寿総合病院」の入院患者
都内の感染者は4810人、死者は171人となった
■神奈川県で3人が死亡、新たに7人が感染
集団感染が起きている「川崎協同病院」に入院していた70代の女性、横浜市内の介護施設に入所していた90代の女性と、集団感染が起きている「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に入院していた60代の男性が死亡
川崎市は3人の感染を発表し、このうち80代と90代の女性は川崎協同病院の入院患者で、この病院に関わる感染者は合わせて19人
横浜市では2人の感染を発表し、このうち1人は「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に入院していた70代の男性で、この病院に関わる感染者は合わせて54人に
また相模原市は30代のアルバイトの男性の感染を、県は平塚市に住む20代の女性の感染を、それぞれ発表
神奈川県の感染者は1148人、死者は50人となった
■大阪府は新たに10人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表
■日本製鉄、高炉2基の休止前倒し
鉄鋼最大手の日本製鉄は新型コロナウイルスの感染拡大で鋼材の需要が減少していることから、すでに休止を決めていた北海道と福岡の製鉄所の高炉2基を前倒しで休止すると発表した
一時休止する別の高炉3基と合わせるとリーマンショックの時を超える過去最大規模の減産
日本製鉄は来年3月末までに改修工事で休止する予定の北海道の室蘭製鉄所の高炉1基とことし9月末の休止を予定していた福岡県の九州製鉄所八幡地区の高炉1基を7月上旬以降に前倒しで休止する
2基合わせて生産能力の7%に相当する減産になる新型コロナウイルスの感染拡大で自動車向けなどの鋼材の需要が大幅に減少しているため、日本製鉄はすでに茨城、和歌山、千葉の製鉄所で3基の高炉の一時休止を決め、今回、前倒しで休止する高炉2基を合わせるとリーマンショックの時を超える過去最大規模の減産となる
■東京ゲームショウ、幕張メッセでの展示会を中止
9月24日から4日間開催を予定していた「東京ゲームショウ2020」の幕張メッセ展示会を中止すると主催者の一般社団法人「コンピュータエンターテインメント協会」が発表
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためオンラインでの開催を検討し、詳細は決まりしだい公表する
■置き配サービスの盗難増加
外出の自粛に伴い、商品を宅配で自宅の前などに置いてもらう「置き配」サービスを利用する人が増える中、愛知県では、商品が盗まれたという相談が先月だけで10件以上警察に寄せられている
愛知県では「置き配」で届けられた商品が盗まれたという相談が先月だけで12件寄せられている
1月や2月と比べ大幅に増えていて、警察は「置き配」がねらわれるケースがあるとみている
豊川市では、警察が地元の美容室に注意喚起への協力を要請し、従業員が客に対して「置き配」を利用する際は人目につきにくい場所に置いてもらい、できるだけ早く回収するよう呼びかけ
豊川警察署の齊木敏博署長は「外出の自粛が長期化していて、さらに被害が増えるおそれがある。サービスを利用する際は十分な対策を取ってほしい」とコメント
■ANAホールディングス、採用活動を一時中断
会社では事業計画の策定が困難だとして来年春に卒業する大学生などを対象にしたグループ37社の採用活動を一時、中断すると発表した
グループでは格安航空会社のピーチ・アビエーションなども含め、およそ3200人を採用する予定で、エントリーシートの受け付けや書類選考を行っていた
グループの中では、空港で接客や荷物の積み込みを行う会社などがすでに、およそ600人の専門学校生に内定を出しているが、内定は取り消さず、そのまま採用する
■北海道のアイヌ文化発信拠点「ウポポイ」開業時期を再々延長、開業時期は未定に
「ウポポイ」は、アイヌ文化を発信するため国土交通省などが北海道白老町に整備した国立の博物館などがある施設で、当初は4月24日の開業を予定していた。その後、5月29日まで開業時期を再延長したが、緊急事態宣言の延長を受け、開業時期を未定として、再々延長することとなった
■東京ディズニーランド・ディズニーシー、休園を延長
オリエンタルランドは、5月中旬に再開判断を行う予定だったが、政府の緊急事態宣言と千葉県の休業要請が解除された時点で再開判断を行うことに変更し、それまでは休業することとした
休園によって仕事がない状況となったアルバイト、およそ2万人に対して会社から手当を出していますが、今月18日以降は5400人の社員を対象に月に4日を休業日として、賃金の一部を支払う一時帰休も実施する
こうした措置を受けて、会社では、すでに行っている役員報酬の自主返納の額をさらに増やすことも検討する
■NY州、売り先がなくなった食料品を買い上げ、困窮者に供給
ニューヨーク州のクオモ知事が7 日、記者会見
飲食店が休業したり学校が休校になったりした影響で売り先がなくなった牛乳1060万リットル、ヨーグルト820万個、りんご430万キロ分を州内の2100戸以上の農家から買い取り、50か所にあるフードバンクを通じて、食べ物に困っている住民、2万世帯以上に配る計画
また、収入が減ったりなくなったりして家賃を払えなくなった人が住宅から退去するのを6月まで猶予する措置を、8月20日まで延長する
■ロシア、感染者急増で独仏を上回り、世界で5番目に
ロシアでは、6日から7日にかけて新たに1万1000人の感染を確認、感染者の数は17万人を超えて、ドイツやフランスを上回り、世界で5番目に多くなった
これまでに感染者の数が9万人を超え、ロシアで最も感染拡大が深刻な、首都モスクワのソビャーニン市長は、今月11日が期限となっている外出制限の措置を少なくとも今月末まで延長すると発表した
ロシアは、3月下旬の段階で空と陸の国境を閉鎖し、外出制限や休業措置といった対策をとったものの、感染拡大に歯止めがかからず、国民の間ではプーチン政権に対する不満の声が広がっている
■WHO、アフリカでの感染者5万1000人超、死者は約2000人で、拡大懸念
WHOアフリカ地域事務局のモエティ事務局長は7日の記者会見で、「サハラ砂漠以南のアフリカでは、全く対策がとられなければ、最初の1年でおよそ4人に1人が感染し、最大で19万人が死亡するおそれがある」と述べた
また、「およそ3分の1の国では、すでに地域の共同体での感染が広がっていて、今後4週間から6週間で感染のピークを迎える可能性がある」として、各国政府に対し対策を急ぐよう呼びかけている
感染者が7800人を超え、アフリカで最も深刻な状況にある南アフリカでは、保健省の諮問委員会のカリム議長が6日の記者会見で、「南アフリカの感染のピークは、ことし7月下旬から9月上旬までの間に来ると予測できる。さまざまな研究が行われているが、感染者の数は数十万人から数百万人になる可能性もある」と指摘
■サッカーのドイツリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断していたリーグ戦を、5月16日に無観客試合で再開すると発表した
ドイツリーグは感染拡大を受けて3月中旬から中断したあと、これまでに1700人あまりの選手やスタッフに対してウイルスの検査を行うなど、再開に向けた準備を進めてきた
5月6日に政府と各州がオンラインで会議を開き、1部と2部のリーグについて今月後半からの試合の再開を認め、7日に行われたリーグと36のすべてのクラブによる会合で、16日に無観客で試合を再開することが決まった
■イオン、専門店街のイオンモールを19県で営業再開へ
イオンは、自治体の休業要請の解除などを踏まえ、5月13日から三重県や宮城県、新潟県など19の県にある42のショッピングモールで営業を再開する
同社は、専門店の営業を再開する施設では、人と人との距離をとるよう呼びかけるほか、消毒や換気を徹底するなど感染防止の対策を講じるとしている
「特定警戒都道府県」にある施設をはじめ全国100余りのショッピングモールでは、引き続き専門店の休業を続ける
■東京都、休業を要請している都内のパチンコ店のうち、24店が営業を再開していることを7日に確認したとして、これらの店に改めて休業を要請
都は、休業要請に応じず営業を続けていた一部のパチンコ店に対して繰り返し協力を求めるなどして、都内では先月末の時点ですべての店の休業を確認していた
緊急事態宣言の延長に伴い、都は休業要請の措置を今月31日まで継続しましたが、現地調査を行った結果、24店が営業を再開していることを7日に確認した。これらの店について、都は改めて休業の要請を行った
都は8日以降も、営業している店がないか確認を進め、要請に応じず営業を続ける場合は新型コロナウイルス対策の特別措置法の45条に基づいて店名を公表する
■5月7日発表の感染者は、全国で96人
国内感染者は、1万5575人となった
上位10自治体
東京都4771人
大阪府1706人
神奈川県1141人
埼玉県932人
北海道928人
千葉県867人
兵庫県680人
福岡県651人
愛知県498人
京都府347人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は13人増え、590人
5月7日
■加藤厚生労働大臣は7日午後10時すぎ、記者団に対し、「厚生労働省の審議会で了承されたことを受けて、先ほどレムデシビルについて特例承認の決定をした」と述べ、審査を大幅に簡略化する「特例承認」の制度を適用し、レムデシビルを国内初の新型コロナウイルスの治療薬として承認したことを発表した
「安全性に関する情報が限定的なので、原則として重症患者を対象にし、使用にあたっては細心の注意を払うという条件を付けた。これらの条件を踏まえたうえで、重症患者の症状改善につながることを期待したい」と述べた
また、開発したアメリカの製薬会社が当面、世界に供給できる量が14万人分だとしていることについて、「日本にどれだけ供給されるのか、会社側から確定した情報を得ていない。必要な医療機関に一日も早く届けるため、あらゆるルートを使って必要な量の確保に向けて努力していきたい」とした
■埼玉県で、新たに11人の感染者
30代から90代までの男女合わせて11人
このうち2人の感染経路が不明
残る9人は、新座市の「堀ノ内病院」の医療従事者4人、飯能市の「飯能靖和病院」の入院患者2人と医療従事者3人で、県はいずれも病院内で感染が広がった可能性があるとみて濃厚接触者などを調べている
埼玉県の感染者は932人に
■東京都、5月7日、新たな感染者23人、死者5人
23人のうち15人の感染経路が不明
残る8人はこれまでに感染した人の濃厚接触者
また、都は、これまでに感染が確認された5人が死亡したことを明らかにし、5人のうち、90代の女性と80代の男性は、患者や医師など少なくとも90人を超える集団感染があった中野区の中野江古田病院の入院患者
この2人を除いた3人の中には、自宅で亡くなった人がいるとしたが、都は、遺族の同意が得られなかったとして、性別や年代、亡くなった状況などは明らかにしていない
東京都の感染者は4771人、死者は160人となった
■横浜市で、新たに7人の感染者
横浜市は、鉄道警察隊の警察官や中学生など市内に住む男女7人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表
新たに感染が確認されたのは10代の中学生から80代までの男女7人
このうち、神奈川県警察本部の鉄道警察隊に所属し、横浜駅で勤務する30代の男性巡査部長。巡査部長は出勤前に体温を測ったところ発熱に気付き、仕事を休んだ。同僚の警察官3人が自宅待機
中学生の男子生徒は、すでに父親の感染が確認されている
また、50人以上の集団感染が起きている「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」で20代の看護師の感染が確認されたほか、80代の女性は、すでに感染が確認された息子が集団感染が起きている「菊名記念病院」を受診していた
神奈川県内では7日、これまでに13人の感染を確認
県内の感染者は1141人、死者は47人
■さいたま市で、100歳代の女性が感染
さいたま市によると、この女性は病院内での集団感染が確認されているさいたま市北区の「彩の国東大宮メディカルセンター」に入院歴があるとし、今のところ症状は軽いが、体調が悪化する傾向にあり、今後入院する予定
埼玉県の感染者は921人となった
■大阪府は、7日、新たに30代から80代の男女8人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表
8人とは別に、80代の男性1人が再度感染したことが確認された
また、これまでに感染が確認されていた人のうち、3人が死亡
大阪府の感染者は1706人、死者は59人となった
■千葉県で1人が死亡、4人が感染
死亡したのは佐倉市に住む80代男性です。4月中旬に発熱があり入院して治療を続けてきましたが、7日未明に亡くなった
新たに感染が確認されたのは、いずれも市原市に住む40代の会社員女性と90歳以上の女性、富里市に住む30代の看護師男性、それに集団感染が確認されている市川市の介護老人保健施設「市川ゆうゆう」に勤める40代男性職員の合わせて4人
市原市の女性2人はすでに同居する家族の感染が確認されている
富里市の看護師の男性は県内の病院に勤務し、4月10日以降、感染者の入院病棟を担当していた
ほか7日は千葉市で1人の感染が確認
船橋市でこの大型連休中に発表された2人を含め、これまでに県内で発表された感染者は合わせて867人となった
■石川県で、新たに4人の感染者
感染が確認されたのはいずれもかほく市の「二ツ屋病院」の関係者で、40代の事務員の男性、90代の入院患者の女性2人、家族の意向で年齢、性別を明らかにできない患者の合わせて4人
「二ツ屋病院」では、職員とスタッフ19人、その同居者5人、入院患者40人の合わせて64人が感染し、このうち入院患者10人が死亡している
石川県の感染者は275人に
■神奈川県で、新たに6人の感染者
や小田原市立病院によると、すでに感染が確認された人と同じ部屋に入院していた80代の女性が6日、検査で陽性と確認された
この病院に関わる感染者は看護師と患者合わせて19人
また、同じく集団感染が起きている横浜市瀬谷区の横浜甦生病院で40代の看護師の女性の感染が確認、相模原市では、北里大学病院に勤務する40代の医師の男性の感染が発表された
この医師はすでに感染が確認された医師の濃厚接触者で、症状が出る前の先月25日から27日までは、横浜甦生病院でも勤務していた
神奈川県の感染者は1134人、死者は47人
■埼玉県川越市は、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた市内に住む60代の女性が6日、入院先の医療機関で死亡したと発表
女性は4月17日に感染が確認され、入院当初の容体は安定していたが徐々に悪化、人工呼吸器を装着し治療していたものの死亡した
埼玉県の死者は41人に
■西宮市は、新型コロナウイルスに感染して入院していた市内に住む90代の男性が今月4日に死亡していたことを発表
兵庫県の死者は32人に
■神戸市は、新型コロナウイルスに感染して入院していた市内に住む70代の男性が今月3日に死亡していたことを明らかにした
兵庫県の死者は31人に
■東京都、5月7日発表の感染者は、新たに23人 (フジテレビ報道)
■札幌市で新たに9人の感染者 また、1人の死者を発表 5月7日は道が2人、小樽市が3人の感染者を発表している
■北海道で、新たに5人の感染者
北海道の発表でいずれも石狩地方の90代の男女2人
また、小樽市の発表で年齢性別非公表の3人
札幌市はこのあと発表を予定
■白血病の韓国人女児 日本の協力でインドから韓国に帰国
親の駐在先のインドで急性白血病のため入院した後、容体が悪化していた韓国人の女児(5)が、韓国と日本、インドの協力により5日、無事に帰国した。インドが新型コロナウイルスの感染防止策として旅客機を運休する中、女児は日本と韓国の航空会社の旅客機を乗り継ぎ、約7200キロを移動した。
女児はインドに駐在する韓国人の娘で、白血病によりニューデリー付近の病院に入院していた。容体が悪化し、親は韓国での治療を希望したが、直行便がなく帰国のめどが立たなかった。これを知った現地の韓国系住民の集まりがインターネットコミュニティを通じて女児の窮状を伝え、チャーター機の手配に動き出した。
在インド韓国大使館が他国の公館に協力を求めたところ、日本大使館が協力を申し出て、日本航空(JAL)の特別便に搭乗することになった。インド政府も同機の運航を許可した。
同機は4日夜にニューデリーを出発し、5日午前に日本の羽田空港に到着。女児は成田空港に移動して大韓航空機に乗り継ぎ、同日午後遅くに韓国の仁川空港に到着した。女児が速やかに日本を経由できるよう、日本政府も配慮したとされる(聯合ニュース)
※この件で日本政府は、韓国人女児とその家族が速やかに日本を通過できるよう特別にビザの発給をし、移動の便宜などを図った
■米オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティックスの6日の発表によると、4月の民間非農業部門雇用者数は前月比約2020万人減少した。同月は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で経済活動の大部分が停止した(WSJ)
■5月6日発表の感染者は、全国で105人
国内感染者は、1万5477人となった
上位10自治体
東京都4748人
大阪府1698人
神奈川県1128人
埼玉県918人
北海道914人
千葉県860人
兵庫県677人
福岡県650人
愛知県498人
京都府341人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は11人増え、577人
■関西圏、5月6日の発表
新たな感染者は18人
大阪府12人
兵庫県3人
京都府3人
大阪府の12人のうち、4人は集団感染が発生している大阪・天王寺区の「第二大阪警察病院」の医療従事者。他6人の感染経路は不明
大阪府のPCR検査陽性率は、4%
関西の感染者は、
大阪府1698人
兵庫県677人
京都府341人
滋賀県97人
奈良県88人
和歌山県62人
5月6日
■東京都、5月6日の発表は、感染者38人、死者5人
都内で新たに20代から90代までの男女合わせて38人が新型コロナウイルスに感染していることが確認
38人のうち12人の感染経路が不明
ほかの26人は、これまでに感染した人の濃厚接触者で、うち15人が都内の高齢者施設での集団感染
また、死亡した5人のうち、90代の男性は、自宅で亡くなっているのがみつかり、その後、感染が確認された
この男性は症状があったかどうかは分からず、死因は、新型コロナウイルスによるものではないが、生前に接触した人の中に感染した人がいたため監察医の判断で死後、PCR検査を行った。自宅療養中や入院待ちの状態ではなかったとしている
別の1人は80代男性、残る3人は遺族の同意が得られず年齢性別など非公表
都内の感染者は4748人、死者は155人に
■群馬県で1人が死亡
群馬県は、5日、体調不良を訴えて医療機関に搬送され死亡した男性が、新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表
死亡後に新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、栃木県に住む60代のアルバイトの男性
男性は5日、群馬県内で体調不良を訴えて医療機関に搬送されましたが、まもなく死亡が確認され、検査の結果、6日、陽性と判明した
死因は肺炎
群馬県の感染者は147人、死者は18人
■北海道、5月6日の発表内容
感染が新たに確認されたのは札幌市で再陽性となった1人を含めて16人、石狩地方で3人、後志地方で3人、オホーツク海側で1人の合わせて23人
札幌市北区の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」で70代の女性と80代の女性の入居者、それに60代と70代の看護職員2人、40代の介護職員の女性1人の合わせて5人の感染が新たに確認され、この施設で感染が確認されたのは67人に
北海道がんセンターに勤務する30代の女性看護師は先月19日に陽性が確認され、その後、陰性となり、自宅で待機していたが、5日、再び陽性が確認された
また、札幌市で80代の男性1人の死亡が確認された
道の発表では、札幌市以外で感染が確認された7人のうちオホーツク海側で感染が確認された20代の女性は遠軽厚生病院の医療スタッフ
道内の感染者は延べ914人、治療を終えた人は378人、死者は46人
■目黒区の特養ホームで集団感染
目黒区の「特別養護老人ホーム東山」で先月22日、40代の男性職員が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、施設の入所者126人の検査を進めていた。6日までに70代から100歳代までの入所者2人と30代の男性職員1人も陽性と分かり、感染者は合わせて14人
■神奈川県で1人が死亡、7人の新たな感染者
横浜市によると、死亡したのは市内に住む60代の男性で、これまでに患者など47人の集団感染が起きている「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に別の病気で入院し、先月下旬に退院したが、その後、けん怠感を覚えて、ほかの医療機関に入院し先月28日に陽性と確認され、5日、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡した
また横浜市は6人の感染が新たに確認されたと発表し、このうち4人はこの病院に現在も入院中か、入院していたことのある患者だということで、この病院に関係する感染者は52人に
川崎市は微熱や呼吸不全の症状がありPCR検査で2回陰性だった70代の男性が3回目の検査で陽性と確認されたと発表
神奈川県の感染者1128人、死者は47人に
■さいたま市は、新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた80代の女性が4日死亡したと発表
埼玉県の死者は40人に
■千葉県で1人が死亡、2人が感染
死亡したのは、新型コロナウイルスの集団感染が確認されている松戸市の千葉西総合病院に入院していた80代女性
女性は先月上旬から別の病気で入院、26日から発熱し30日に感染が確認されていた
千葉県は女性が院内で感染した可能性もあるとみて感染経路の調査を進めている
同院の入院患者で、感染が確認されて死亡したのは3人目
また、新たに市川市に住む20代の自営業の女性と、松戸市に住む50代の非常勤公務員の女性の合わせて2人の感染が確認された
千葉県の感染者は860人、死者は37人に
■群馬県は、6日、新型コロナウイルスに感染して治療を受けていた1人が死亡したと発表した
群馬県の死者は17人、感染者は146人
■東京都、5月6日の感染者は、38人
都内の感染者数は、4750人となった
■北海道で1人が死亡、新たに23人の感染者
死亡が確認されたのは札幌市の1人
また、新たに以下の地域で感染者を確認
札幌市16人
石狩管内3人
後志管内3人
オホーツク管内1人
道内の死者は46人、感染者は延べ914人となった
■新型コロナウイルス、国内の自宅療養者は、1984人
厚生労働省は重症患者の治療を優先するため軽症の患者や症状のない人は、都道府県が用意した宿泊施設で療養することを基本としていますが、家庭の事情によっては自宅での療養も認めている
厚生労働省が4月28日時点の療養状況を調査したところPCR検査で陽性となった全国の感染者8711人のうち、合わせて1984人が自宅で療養していることがわかった
自体療養者は、多い順に、東京都635人、埼玉県352人、大阪府332人などとなっている
また、入院中の人は5558人、宿泊施設で療養している人は862人
厚生労働省は容体が急変して自宅で死亡したケースもあることから自宅療養の際には顔色や呼吸、脈拍など体調の変化に十分注意し、様子がおかしければすぐに自治体に連絡するよう呼びかけを行っている
■米ミシガン州で、客にマスクの着用を求めた店舗警備員が撃たれて死亡
1日午後、中西部ミシガン州フリントの小売店で、警備員のカルビン・マナリン(43)さんが男に銃で撃たれて死亡する事件が発生した
地元の検察によると、マナリンさんが店でマスクを着けていない少女を見つけたため、着用させるよう母親を注意したところ、しばらくして息子のラモニエ・ビショップ容疑者が来店し、マナリンさんに発砲した
検察は4日、ビショップ容疑者を殺人などの疑いで訴追
ミシガン州では、5日の時点で、新型コロナウイルスの感染者が4万4000人を超え、人との十分な距離が保てない公共の場所ではマスクの着用が義務づけられている
検察は「警備員は従業員や客の安全のために職務を遂行しただけだ。不合理で痛ましい」とコメント
マナリンさんには8人の子どもがいるということで、事件のあと、遺族を支援しようとインターネットを通じてこれまでに日本円で1000万円以上の寄付が集まっている
■NY地下鉄、毎日運休時間を設ける措置へ
ニューヨーク州は、24時間運行している地下鉄について、午前1時から午前5時まで運休する異例の措置を6日からとることを決めた
ニューヨーク市のデブラシオ市長は5日の会見で、「市民を守るための正しい行為だ」と述べ、運休の時間帯は車両の消毒を行うとともに、警察官を動員して車両で寝泊まりする路上生活者の人たちを避難所などに誘導することを明らかにした
■マクドナルド、店内飲食中止を5月14日まで延長
対象は全国約2900店舗のすべて
15日以降については、政府や自治体の要請状況を踏まえて判断する
なお、現在と同様にテイクアウトと対応店舗でのドライブスルーや宅配による販売は続ける
■英ヴァージン・アトランティック航空、従業員3000人を削減へ
ヴァージン・アトランティック航空は5日、ウイルスによる危機への対応の一環として、従業員3150人を減らす計画を労働組合と協議していると発表した
会社側は、大幅に落ち込んだ航空需要が感染拡大前の水準に回復するまでには、最大3年かかると見込んでおり、事業の規模を縮小せざるをえないと説明
■米死者数、5日のJHU集計で、7万人を超える
6日午前6時現在、同大の集計では、死者数7万847人、感染者数120万2246人
■英国統計局(ONS)の5日の発表によると、英国の新型コロナウイルスによる死者数は3万2313人に増加し、イタリアを抜いて世界で2番目、欧州で最多となった
イングランドとウェールズで、1週間に7000人を超える死者が出たとしている
イタリアの現在の死者数は2万9029人。死者数が世界で最も多いのは米国で、6万8700人
ONSが発表した死者数は、政府の公式集計にはまだ反映されていない。政府発表の死者数は現在、2万9427人
英保健・社会福祉省は当初、病院での検査で新型ウイルスの陽性反応を示した人のみを死者数に含めていた。しかし、週に1度発表されるONSの統計では、2週間前までの期間を対象に、老人ホームなど病院以外で亡くなった人の数も含めた集計を行っている
死者3万2000人超の統計は4月末にかけての状況であることから、英国の死者数は何日も前から欧州最多だった可能性が高い
しかし英政府は、死者の集計方法は国によって異なるため国際比較は困難だと強調。ONSの保健分析責任者、Nick Stripe氏はTwitterへの投稿で「死亡登録データを英国ほど迅速かつ頻繁、広範で徹底的に公表している国はない」と述べた(REUTERS/AFP)
■5月5日発表の感染者は、全国17都道府県で121人
国内感染者は、1万5374人となった
上位10自治体
東京都4712人
大阪府1686人
神奈川県1121人
埼玉県909人
北海道891人
千葉県858人
兵庫県674人
福岡県649人
愛知県498人
京都府338人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、566人
5月5日
■東京都、5月5日の感染者数は、58人
10歳未満から90代までの男女58人のうち、29人の感染経路が不明
残る29人はこれまでに感染した人の濃厚接触者で、このうち15人は集団感染が起きている墨田区の「山田記念病院」の患者や医師など
死亡者の発表はなかった
都内の感染者は4712人、死者は150人
■神奈川県で1人が死亡、新たに14人が感染
死亡したのは横浜市瀬谷区の「横浜甦生病院」に入院し、先月、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた90代の女性患者
また、これまでに患者と看護師など14人の感染が確認されている小田原市立病院で新たに看護師3人と患者の女性1人の合わせて4人の感染が確認された
小田原市立病院で感染が確認されたのはこれで18人
神奈川県の感染者は1121人、死者は46人に
■茨城県で、新たに1人の感染者
新たに感染が確認されたのは、守谷市に住む60代の女性
女性は、今月1日に感染が判明した60代の派遣社員の妻で、4日、発熱などの症状があり、濃厚接触者として検査を受けて陽性と確認
茨城県の感染者は168人、死者は9人
これまでに退院した人は68人
■大阪府、自粛要請解除などの独自基準を発表
大阪府は、5日、新型コロナウイルスの対策本部会議で、休業を要請している施設の再開などを判断するための独自の基準を発表した
自粛の要請などを段階的に解除するための基準として、
・1日あたりの感染経路がわからない患者数が10人未満であること
・新型コロナウイルスに感染しているかどうかを確認する検査を受けた人のうち陽性者の割合が、7%未満であること
・重症の患者を受け入れる病床の使用率が、60%未満であること
上記3項目のすべてを7日間連続で満たすことを条件として、今月15日に休業要請などの措置について、段階的な解除を判断する方針
■さいたま市で、新たに5人の感染者
20代から90代までの男女
このうち会社員の60代の男性と、いずれもその息子で20代の男性2人の合わせて3人については、すでに家族が感染
また、80代の女性と90代の男性は、いずれも病院内での集団感染が確認されている「彩の国東大宮メディカルセンター」の入院患者
この病院に関連する感染者は入院患者のほか、理学療法士や看護師など合わせて19人となり、このうち入院患者1人が死亡
埼玉県内では5日、県とさいたま市が新たに6人の感染を発表し、県内の感染者はこれで909人
■石川県のクラスターの発生している病院で、新たに1人が感染
感染が確認されたのは、かほく市にある「二ツ屋病院」の70代男性の入院患者
「二ツ屋病院」の関係者で感染した人は59人となり、このうち入院患者10人が死亡している
石川県の感染者は、268人に
■大阪府で3人が死亡、新たに7人の感染者
亡くなったのは70代から90代の男女3人
大阪府の死者は56人、感染者は1686人となった
■京都市で1人が死亡、新たに4人の感染者
京都府の死者は13人、感染者は338人に
■千葉県で2人が死亡、1人の感染者
千葉県と千葉市によると、死亡したのは市川市の80代の男性と千葉市の70代の男性の2人
このうち市川市の男性は4月中旬から発熱の症状があり、集団感染が確認されている松戸市の「千葉西総合病院」に入院し治療を受けていた。その後、この男性と接触した病院職員の感染が確認されたため検査をしたところ、男性の感染が確認された。男性はその後も治療を続けていたが、5日未明、死去
千葉市の70代の男性は4日に死去
5日は新たに松戸市に住む60代の会社員の女性1人の感染が判明、女性は4月、同居する家族3人の感染が確認されていた
■神奈川県と横浜市は5日、90代女性の死亡と新たに14人の感染を発表した
神奈川県の感染者は1121人、死者は46人に
■東京都、5月5日の感染者は58人
都内の感染者は4712人に
■北海道で2人が死亡、新たに12人が感染
札幌市は5日、感染していた患者2人の死亡を発表した
また、新たに札幌市で9人、道で3人の合わせて12人の感染を発表
道内の感染者は延べ891人、死者は45人となった
■愛知県のホームページに、感染者の個人情報が掲載
県によると、誤って掲載されたのは、患者の氏名、入院先の医療機関、入院日、退院日などが含まれた資料で、公開前に都度削除しているもの
資料は5月5日午前9時30分頃から約45分間、感染が確認された患者495人のうち396人分の情報が公開状態となっていた
その他の患者についても入院先の医療機関などは閲覧できる状態だった
午前10時すぎに県民からの問い合わせで発覚、直ちに、正常な掲載内容に戻された
現在まで、掲載された情報が他のサイトに転載されるなどの行為は確認されていないとしている
愛知県は午後3時から会見を開き、ページの作成者と承認者が同一人物だったことが原因だと説明した。また、今後は複数人での確認を徹底、個人情報が掲載された患者には順次お詫びをするとしている
■神戸市は、30代の男性2人と50代の女性の合わせて3人が新型コロナウイルスに感染したと発表
また神戸市は、新型コロナウイルスに感染して入院していた市内に住む70代の男性が、今月1日に死亡したことを明らかにした
兵庫県の感染者は671人、死者は30人に
■5月4日発表の感染者は、全国19都道府県で176人
国内感染者は、1万5253人となった
上位10自治体
東京都4654人
大阪府1679人
神奈川県1107人
埼玉県903人
北海道879人
千葉県857人
兵庫県668人
福岡県648人
愛知県495人
京都府334人
(空港検疫・チャーター機帰国者を含む)
死者数は、556人